「京都って観光地グルメばかりで、本当においしいものはどこにあるの?」
「3泊4日で京都を食べ歩くなら、どこを優先すればいい?」
「一人でも入りやすい店と、そうでない店の見分け方は?」
そんな疑問を持ったまま、実際に男ひとりで京都を3泊4日で食べ歩いてきた体験をまとめました。
結論から言うと、京都は一人旅グルメの最高峰です。
ラーメン、餃子、ハンバーグ、和菓子、喫茶まで、ジャンルの守備範囲の広さが尋常じゃない。しかも今回は3日間のファスティング(絶食)明けという最高のスパイスを携えての旅だったので、最初の一口から涙が出るほどの幸福感でした。この記事ではそのリアルな記録を全部まとめています。
この記事でわかること
- 京都グルメひとり旅の3泊4日モデルコース(全15スポット)
- ラーメン・餃子・ハンバーグ・和菓子・喫茶まで幅広いジャンルの実食レポート
- 一人でも自然に入れる店・精神力が必要な店の正直な評価
- LUUP・地下鉄を使った市内移動の効率的な回り方
- 予算と正直なネガティブレビュー(忖度なし)
基本情報
| 旅程 | 3泊4日 |
| 移動手段 | 東海道新幹線(東京〜京都)+地下鉄・バス・LUUP |
| 宿泊 | ザ・セレクトン京都堀川三条 |
| 訪問スポット数 | 飲食店15店舗 |
| 総予算(宿泊込み) | 約72,000〜78,000円(東京発) |
| ひとり旅おすすめ度 | ★★★★★ |
1日目:ファスティング明けの京都、まず腹を満たす
本家 第一旭 本店 ── 涙が出るほどうまいラーメン、ファスティング明けの一杯目

京都駅から徒歩4分。3日間の絶食を経て、最初に体に入れたものがここのラーメンでした。正直、どんな店で食べても美味しく感じたかもしれないですが、それを差し引いてもラーメン(¥940)の完成度は本物でした。
スープをひと口すすった瞬間、「涙が出るくらいうまい」という言葉が自然に浮かんだ。家系ラーメンとはまた違う、透き通った醤油ベースのスープに、豚肉と背脂のコクが絶妙に溶け込んでいる。やみつきになる旨さというのはこういうことか、と実感する一杯でした。
一人客の入りやすさ:★★★★★(カウンター中心で一人が自然。行列必至なので時間に余裕を)
マルシン飯店 ── 深夜の東山で、ぷるふわ天津飯


夜の東山へ移動して2軒目。東山駅から徒歩2分のマルシン飯店で、天津飯(¥900)とギョーザ(¥380)を追加注文。
ぷるぷるの餡とふわふわの卵が絡む天津飯は、深夜に食べるにはちょっと罪悪感のある幸せさ。餃子は酢7:醤油3がベストだと店員さんに教えてもらい、その通りにやったら確かにうまかった。お腹はもう十分なはずなのに、気づいたら完食していました。
一人客の入りやすさ:★★★★☆(カウンター席あり、深夜まで営業しているのも有難い)
壹錢洋食 本店 ── 祇園の夜、正直レビュー

祇園四条駅から徒歩2分。深夜の締めに壹錢洋食(¥850)を。不思議な空間で食べる、大阪風とも違う粉もんです。
正直に言うと、底に溜まった具が少し水っぽくて、ほぼソースの味がメインでした。「まずい」ではないんですが、「これが目当て」で来るには少し物足りないかもしれない。祇園の独特な雰囲気も含めての体験と割り切れば、それはそれで面白いスポットです。
一人客の入りやすさ:★★★★☆(観光地的な雰囲気なので一人でも入りやすい)
ザ・セレクトン京都堀川三条 ── 夜鳴きカレーが嬉しい宿

二条城前駅から徒歩7分。今回の宿はザ・セレクトン京都堀川三条です。宿泊費が高騰している京都にしては、コスパと立地のバランスが良く、選んで正解でした。
嬉しかったのが夜鳴きカレーのサービス。深夜に小腹が空いたときに宿のカレーが食べられるというのは、旅人にはなかなかありがたいサービスです。コインランドリーも完備で、長期旅行でも安心。
ひとり旅との相性:★★★★☆(コスパ良し・夜鳴きカレーあり・長期滞在に便利)
2日目:並んでも食べたい京都の名店をハシゴ
手づくりハンバーグの店 とくら 京都三条店 ── 肉汁が止まらないハンバーグ

烏丸御池駅から徒歩4分。朝から並んで入店した価値は十分にありました。オリジナルハンバーグランチ 300g(¥1,210)を注文。
箸でつついた瞬間、「いつまで出るの?」というほどの肉汁が溢れてきました。じゅわっと広がる旨みと白米の相性が抜群で、ひと口食べるたびに幸福度が上がっていく感じ。300gというボリュームも、食べ終わるころには全然重くない。開店前から並ぶ覚悟で来る価値あり、の一軒です。
一人客の入りやすさ:★★★★☆(カウンター席あり。開店前から行列ができるので早めに)
あぶり餅 本家 根元 かざりや ── 今宮神社参道で、練乳みたいな甘さのタレ

北大路駅から徒歩23分(LUUPを使うと快適)、今宮神社の参道にある老舗。あぶり餅 一人前(¥600)を縁台に腰掛けていただきます。
白みそのタレが、味噌とは思えないほど練乳のような甘さで驚きました。炭火で炙った餅の香ばしさとの組み合わせが絶妙で、観光地グルメにありがちな「雰囲気だけ」感は一切なし。静かな参道の空気と一緒に味わう時間が、旅らしさを高めてくれます。
一人客の入りやすさ:★★★★★(縁台でひとりのんびり食べられる。一人旅にぴったりの空間)
麺屋 極鶏 ── 「飲む」のではなく「食べる」スープの衝撃

修学院駅から徒歩7分、一乗寺エリアの超濃厚鶏白湯ラーメンの名店。鶏だく 並(¥1,000)を注文しました。
混ぜるほどセメントのようにどろっどろになるスープ、というのは誇張でも何でもなく本当にそうでした。「これは飲むというより食べる感覚だな」と思いながら箸を動かすと、意外にも脂っぽさは全然ない。純粋な鶏の旨味だけが凝縮されている。ビビりながら食べ始めたんですが、最後は完敗でした。
一人客の入りやすさ:★★★★★(カウンター中心で一人が快適。一乗寺ラーメン街道の中でも特におすすめ)
加茂みたらし茶屋 ── みたらし団子発祥の地で、本物の味を


出町柳駅から徒歩17分、下鴨神社近く。加茂みたらし(¥500)といちご氷(¥650)を注文。
みたらし団子発祥の地と言われるだけあって、甘辛のタレは確かに完成されています。団子自体は少し粉っぽさが気になりましたが、タレをかければ問題なし。冷たいかき氷と温かい団子を交互に食べるという贅沢なループを楽しみました。伝統の味は、やっぱり現地で食べると格別です。
一人客の入りやすさ:★★★★☆(茶屋の雰囲気で一人でもOK。夏のかき氷は早めに行くのが吉)
出町ふたば ── 大行列の先にある、豆餅の到達点

出町柳駅から徒歩4分。大行列を突破して入手した名代 豆餅 2個(¥350)を、ホテルに持ち帰って夜のデザートに。
豆が苦手な僕でも、これは別格でした。豆独自の芳醇な味わいと、後からくる塩味のアクセントが絶妙。もちもちの餅生地と上品なあんこのバランスも申し分なく、「これが名物になるのは当然だな」と納得しました。ホテルの部屋でひとり食べる豆餅、最高のリラックスタイムでした。
一人客の入りやすさ:★★★★★(テイクアウト専門。行列さえ覚悟すれば一人で気軽に購入できる)
3日目:喫茶と洋食と和菓子、京都の多彩さに翻弄される
イノダコーヒ 本店 ── 雰囲気は最高、味は冷静に

烏丸御池駅から徒歩6分、京都を代表する老舗珈琲店。京の朝食(¥1,780)を注文。寝坊したので、少し遅めの優雅なモーニングです。
中庭を眺めながら食べる朝食は、まさにホテルのラウンジのような雰囲気。空間の格式にすっかり酔いしれました。ただ食事そのものは、正直「ふつう」。この値段なら食事内容には少し期待しすぎないほうが良いかもしれません。「優雅なモーニングタイムを味わいたい」という目的ならアリ、という判断です。
一人客の入りやすさ:★★★☆☆(大箱の老舗でグループ客が多め。一人でも入れるが少し精神力が必要)
洋食屋 キッチンゴン 六角本店 ── ピネライスというカロリー爆弾

烏丸御池駅から徒歩6分。京都B級グルメの代名詞「ピネライス」を提供する洋食屋。ゴンランチ(C)ミニピネライス(¥2,000)を注文。
揚げ物、チャーハン、カレーという夢のような共演が一皿に。「なかなかのカロリー爆弾」という表現がぴったりなのですが、それぞれの完成度が高いせいか、全然しんどくない。癖になる味というのは本当で、食べた後もまた食べたくなる不思議な魅力があります。
一人客の入りやすさ:★★★★☆(カウンター席あり、常連さんが多い温かい雰囲気)
阿闍梨餅本舗 満月 大丸京都店 ── 鴨川でひとり食べる定番中の定番

烏丸駅から徒歩2分の大丸京都店で購入した阿闍梨餅(¥141)を、鴨川のほとりでいただきました。
薄皮なのにもっちりしていて、あんことの相性がバツグン。1個食べ終わっても全然止まれないのが阿闍梨餅の恐ろしいところです。伊右衛門と一緒に鴨川で食べる、という京都一人旅の定番を静かに完成させた気分でした。何個でも食べられる安心感というのは、最高の褒め言葉だと思っています。
一人客の入りやすさ:★★★★★(テイクアウトで好きな場所で食べられる。一人旅との相性抜群)
生きている珈琲 ── おひとりさま向けの楽園


烏丸駅から徒歩2分。地下に降りると広がる静かな空間で、マンデリン(¥800)とチーズケーキ(¥500)を注文。
「まさに、おひとりさま向けの喫茶店」とテロップが出るほど、一人で来ることが前提の雰囲気。深煎りの香りと静寂に包まれて、3日目の歩き疲れがスッと抜けていく感覚。「楽園かな…」というのが正直な感想で、次に京都に来たらまた必ず寄りたいと思った店です。
一人客の入りやすさ:★★★★★(おひとりさま最適。静かで長居できる空間)
京都四条 くをん ── スパイスは絶賛、麺は正直に

烏丸駅から徒歩4分のお洒落な店内で、和風かしわキーマうどん 冷(¥1,320)を注文。
スパイスと和出汁の掛け合わせは本当によく計算されていて、一口目から「これは面白い」と感じました。ただ、麺が少しパサついていてちぎれやすいのが残念。スープの完成度に対して、麺のテクスチャーが追いついていない印象でした。追い飯はおすすめです。
一人客の入りやすさ:★★★★☆(お洒落な雰囲気だが一人でも入りやすいカウンターあり)
4日目:リベンジと締めの一杯で旅を完結
ミスター・ギョーザ ── リベンジ達成、今まで食べた餃子トップクラス

東寺駅から徒歩14分。前日は入れなかったので、最終日に開店から突撃したリベンジ店です。餃子(¥324)のみ注文。
パリッパリの皮、溢れる肉汁、シンプルでいてゆるぎない完成度。「今まで食べた餃子の中で間違いなくトップクラス」というのは、ファスティング効果を差し引いても本物の評価だと思っています。リベンジを達成した喜びも相まって、最高の一皿でした。
一人客の入りやすさ:★★★★☆(人気店なので早めの訪問が吉。カウンター席あり)
新福菜館 本店 ── 旅の締め、漆黒スープとヤキメシ


京都駅から徒歩4分。第一旭の隣にある老舗で、特大新福そば(¥1,000)とヤキメシ(¥600)で旅を締めくくりました。
見た目の漆黒っぷりに少し身構えましたが、スルスルと入ってくる旨さに「ヤミー…」と思わず声が出ました。確かにこの味はやみつきになりそう。ヤキメシとのセットで頼む人が多いのも納得の組み合わせです。第一旭と新福菜館が徒歩圏内に並んでいるので、京都駅周辺ラーメンのはしごも物理的には可能ですよ。満足度200%で旅を完結しました。
一人客の入りやすさ:★★★★★(カウンター中心で一人が自然。朝から営業しているのも有難い)
🚨 正直イマイチだったもの(忖度なしレビュー)
今回は全体的に満足度が高い旅でしたが、正直に言及しておきたいポイントがいくつかあります。
①壹錢洋食 ── ソースの支配力が強すぎる
底の具が水っぽく、ほぼソースの味しかしない仕上がりでした。祇園の雰囲気込みで楽しむ観光体験と割り切れれば◯。純粋に食を求めるなら優先度は下がるかもしれません。
②くをんの麺 ── スープの完成度に麺が追いつけていない
和風キーマのスープは本当に好みでしたが、麺がパサついてちぎれやすく、惜しい。次に訪問するなら追い飯メインで行くのが正解かも。
③加茂みたらし茶屋の団子 ── 粉っぽさが少し気になる
タレは最高なんですが、団子本体の食感に少し粉っぽさが残ります。タレに漬けてしまえば気にならないので、どっぷり絡めて食べるのがおすすめです。
④イノダコーヒの朝食 ── 雰囲気代と思えば納得、食事は並
¥1,780という価格に対して、食事の内容は「ふつう」。空間体験に価値を見出せる人向けの一軒です。
一人旅目線での総評
今回の旅で「ひとりで入りやすかった店」をランキングにまとめました。
| 順位 | 店名 | カテゴリ | 入りやすさ |
|---|---|---|---|
| 1位 | 生きている珈琲 | 喫茶(おひとりさま向け) | ★★★★★ |
| 2位 | 麺屋 極鶏 | ラーメン | ★★★★★ |
| 3位 | 本家 第一旭 本店 | ラーメン | ★★★★★ |
| 4位 | ミスター・ギョーザ | 餃子 | ★★★★☆ |
| 5位 | マルシン飯店 | 中華(深夜営業) | ★★★★☆ |
予算サマリー
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 往復交通費(東海道新幹線 東京〜京都) | 約27,200円 |
| 宿泊(ザ・セレクトン京都堀川三条 3泊) | 約26,970円 |
| 食事・食べ歩き(15スポット分) | 約16,000円 |
| 市内移動(地下鉄・バス・LUUP等) | 約3,000円 |
| 合計 | 約73,170円 |
アクセス・モデルコースまとめ
東京〜京都は東海道新幹線「のぞみ」が便利。所要時間は約2時間15分、運賃は片道約13,600円(自由席)。市内移動はLUUPや地下鉄を組み合わせると効率的です。
【1日目】
17:00 京都駅到着(東海道新幹線)
17:30 本家 第一旭 本店(ファスティング明け初飯・ラーメン) 京都駅徒歩4分
22:00 マルシン飯店(天津飯・餃子) 東山駅徒歩2分
23:30 壹錢洋食 本店(壹錢洋食) 祇園四条駅徒歩2分
深夜 ザ・セレクトン京都堀川三条(チェックイン・夜鳴きカレー)
【2日目】
11:00 手づくりハンバーグの店 とくら 京都三条店 烏丸御池駅徒歩4分 ※開店前並び推奨
14:00 あぶり餅 本家 根元 かざりや 北大路駅徒歩23分(LUUP推奨)
16:00 麺屋 極鶏(鶏だく) 修学院駅徒歩7分
18:00 加茂みたらし茶屋(みたらし団子・かき氷) 出町柳駅徒歩17分
夜 出町ふたば(豆餅を購入・ホテルで夜食) 出町柳駅徒歩4分
【3日目】
10:00 イノダコーヒ 本店(京の朝食) 烏丸御池駅徒歩6分
12:30 洋食屋 キッチンゴン 六角本店(ゴンランチ・ピネライス) 烏丸御池駅徒歩6分
14:30 満月 大丸京都店(阿闍梨餅) 烏丸駅徒歩2分
15:00 生きている珈琲(マンデリン・チーズケーキ) 烏丸駅徒歩2分
18:00 京都四条 くをん(和風かしわキーマうどん) 烏丸駅徒歩4分
【4日目】
11:00 ミスター・ギョーザ(リベンジ達成) 東寺駅徒歩14分
13:00 新福菜館 本店(特大新福そば・ヤキメシ) 京都駅徒歩4分
14:30 新幹線で帰宅
よくある質問(FAQ)
Q. 男ひとりで京都のラーメン店や居酒屋に入っても浮きませんか?
A. 全く問題ありませんでした。第一旭も新福菜館も極鶏もカウンター主体で、一人客が圧倒的に多い雰囲気です。むしろ一人のほうが気楽に入れる店ばかりでした。
Q. 市内の移動はどうすれば効率的ですか?
A. 地下鉄と路線バスをベースに、LUUPを組み合わせるのが最も効率的でした。今宮神社〜一乗寺エリアはLUUPが特に便利。レンタサイクルも選択肢になります。
Q. 行列必至の店はどこですか?対策は?
A. とくら・出町ふたば・ミスター・ギョーザは特に行列ができます。開店前か開店直後に行くのが鉄則です。出町ふたばは整理券が配られる場合があるので公式情報を事前確認してください。
Q. 京都グルメひとり旅のベストシーズンはいつですか?
A. 混雑を避けるなら1〜2月の厳冬期か、6月の梅雨時期がおすすめです。春(3〜4月)と秋(10〜11月)は観光客が集中し、ホテル代も高騰します。
Q. ホテルはどのエリアに取るのがいいですか?
A. 烏丸御池〜四条烏丸エリアが最もアクセスしやすいです。今回の宿・ザ・セレクトン京都堀川三条は二条城前駅徒歩7分で、地下鉄東西線への利便性が高く使いやすかったです。
動画で詳しく見る
この記事の旅は、以下の動画で映像として詳しく紹介しています。
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まとめ
- 京都は一人旅グルメの最高峰。ラーメン・餃子・和菓子・喫茶まで守備範囲が広すぎる
- 第一旭と新福菜館は京都駅すぐ・隣同士なのでハシゴも可能
- 生きている珈琲は「おひとりさまの楽園」と呼べる喫茶店。必訪
- 極鶏の鶏だくは、濃度に怯まず挑戦してほしい一杯
- 市内移動はLUUP+地下鉄の組み合わせが最強
- 出町ふたばは行列必至。朝イチで行くか、閉店間際の残り運に賭けるか
【PR】お世話になった宿
・ザ・セレクトン京都堀川三条
